ホーム / 耐火物とは?

耐火物は、「火に耐える物」と書きますが、「防火材(Fire Proof)」の意味ではなく、「高温で溶け難いもの(Refractory)」いわゆる「高熱に耐えうる物」のことを言います。
1500℃以上の高温下でも容積変化が少なく、機械的強度が十分であること。 また、熱の急変や接触するガス、溶融体や、固体などの浸食摩擦に抵抗性のある非金属物質、またはその製品を指します。
その特徴から、溶鋼炉等の各種高温炉や石油化学プラント、煙突のライニング、バーナータイル等に使用されています。
耐火物には、「定形耐火物」と「不定形耐火物」があります。
定形耐火物とは
「定形耐火物」とは、あらかじめ成形、焼成して作られた耐火レンガや、断熱レンガのことで、窯炉等、高温で使用される構造物の構築に使用されます。

不定形耐火物とは
「不定形耐火物」には、粉末や練った状態のキャスタブル耐火物やプラスチック耐火物、耐火モルタル、パッチング材等があります。
これらは、施工現場で水を混ぜて吹付けたり、またはコテヌリで施工できるため、目地のない一体施工が可能で、直線に限らない複雑な形状にも施工できる利点があります。
また、鋳込みで施工すれば、使用目的に沿った形状の耐火構造物を作ることができます。
当社は、吹付け、コテヌリ向けに、オリジナルのキャスタブル耐火物を各種取り扱っております。また、プレキャストブロックの成型をしております。
プレキャストブロックにおいては、型枠を含んだ製造及び、用途や条件に応じた材料のご提案をさせていただきます。
お気軽に、ご相談・御見積をご依頼ください。
また、各種耐火レンガや断熱レンガを取り寄せて、ご対応しております。